こんにちは。
千葉県の柏、我孫子、野田、鎌ヶ谷でパーソナルトレーナー&スイミングコーチをしている宮城です。
8月8日〜10日の3日間、地元千葉県で行われていた関東大会が終了しました。台風の影響もあり猛暑の中で行われた、色んな意味で「熱い」大会となりました。
今回は地元開催のため出場枠が増えると言うラッキーな年でした。私がサポートしているクラブからは7名の選手が出場することができました。
一人の選手は先月中旬に骨折が治ったばかりでコンディションはイマイチでしたが、それ以外の選手はベストコンディションで臨めていました。
レース後、本人たちに感想を聞いてみました。
・前半から積極的に泳ぐプラン通りにできたが後半体力がもたなかった
・速いピッチを心がけて泳いだのでベストタイムを更新できた
・会場の雰囲気と他の選手を意識してしまい自分の泳ぎができなかった
・前半焦ってしまいカラ回ったが後半は少し取り戻せた
このような感想を述べてくれました。
感想を聞いて感じたことは、まず良い結果を出せていた選手は事前にレースプランをしっかり立てており、周りに左右されることなく自分のことだけに集中できていたという事。逆に結果が悪かった選手はレースプランが固まっておらず、周りに意識を向けてしまったため本来の泳ぎができていなかったんだなぁという事です。
陸上や水泳のようにタイムを競う種目はゲーム性のあるスポーツに比べ、相手によってそこまで結果が大きく左右されるものではありません。いかに練習してきた事を本番で出来るか。ラッキーでベストタイムが出るなんて事はありえない競技です。だからこそ周りでなく自分に意識を向けられる選手は良い結果がついてきます。
また事前のプランが決まっていれば自ずとやることも絞られてくるので集中しやすい環境を作ることができます。なのでレース前の準備の段階で、8割はレースの結果が決まっているのではないかとも思います。
特に大きな大会になればなるほど頑張らなくちゃ!気合い入れなくちゃ!となってしまいがちです。その気持ちを抑えて、「今自分ができるベストを尽くす」というメンタルでレースに臨めるよう訓練していくことが必要です。
いきなりは難しいので普段の練習やレースから少しずつですね。
何はともあれ選手及び保護者の皆さんお疲れ様でした!!
*千葉の選手は真っ黄色でまるでミニオンズ 笑
3年生は引退レースとなりましたが、中学最後のレースを関東大会という大舞台で終えられたことは良かったです。選手のお母さんたちも、関東大会で泳ぐ姿を最後に見れて感動した!とおっしゃっていました。選手の頑張りもそうですが、それをサポートしていた家族の皆さんの言葉がとても印象に残りました。
選手をただ速くするだけでなく、人としての成長もしっかりとサポートできるコーチにならなければと改めて思わされました。
関東大会が終わり、昨日から毎年恒例の強化合宿がスタートしています。少し先ですが春のジュニアオリンピックを目指して頑張って欲しいです。
3年生は水泳から受験勉強にシフトです。無事に志望校に合格して高校でも水泳を続けてくることを期待しています。
千葉県で活動する
パーソナルトレーナー / スイミングコーチ
宮城カズタカ
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