泳げないスイマーが今やるべき3つのトレーニング


こんにちは。

千葉県と茨城県でフィジカルトレーナー、スイミングコーチとして活動している宮城です。

 

5月31日まで緊急事態宣言の延期が昨日決定しましたね。

これからしばらくは「新しい生活様式」を各スイミングスクールやスポーツクラブが考え、ルールを作りながら徐々に営業を再開していくと思われます。

 

しかしすぐに再開できるとは考えにくいので、まずは個人で何ができるのか?どんなトレーニングや練習をすべきなのか私の考えをお伝えします。

 

  やっておくべき3つのトレーニング

 

結論から言うと以下の3つに対するトレーニングが必要です。

① エネルギー代謝系

 

② 筋骨格系

 

③ 神経系

ではそれぞれどのようなものなのか少し詳しくお伝えします。

 

 

  エネルギー代謝系

 

これは有酸素運動や無酸素運動という言葉は聞いたことがあるかもしれませんが、食べ物や呼吸による酸素の取り込みから運動するためのエネルギーを作り出す反応のことです。

 

このエネルギー代謝を高めるトレーニングを行うことで、効率良く体を動かすことができるようになります。

 

短い時間の中で爆発的に力を発揮したり、長時間の運動を継続するいわゆるスタミナがついたりします。

 

 

  筋骨格系

これは字のごとく筋肉や骨、そして関節に対するトレーニングです。

筋肉を太くしたり量を増やしたりするトレーニングはもちろん、筋肉の柔軟性を高めて関節の可動域(動かせる範囲)を広げるストレッチも含まれます。

 

加える負荷や回数によって筋肉を太くするのか(筋肥大)、1回で出せる力を増やすのか(筋力)、それともある程度の時間の中で筋力を発揮し続けられるようにするのか(筋持久力)など目的に応じてトレーニング方法を変えていきます。

 

筋肉に対するトレーニングをする過程で骨や関節にも負荷が加わるので、骨密度を高めてケガ防止にも繋がります。

 

 

  神経系

体を動かすには脳が神経を通して筋肉に指令を出します。

その指示系統が神経系です。

 

水泳で言うと、思ったところに手を入水させたり、プルとキックのタイミングを合わせたり、スタートの合図に素早く反応してダイブするなどが神経系の役割です。

 

瞬発力(リアクション)や身体を思い通りに操るトレーニングをしておくことで泳げるようになった時に、長い間泳いでいなかった状態からの感覚のズレを早い段階で以前のように戻せるようになります。

 

またどれぐらいの力を発揮するか(筋出力)も神経系の仕事です。

 

 

 

以上の3つが今やるべきトレーニングとなります。

 

全力で動ける時間

✖️

発揮できる力と速さ

✖️

自在に体を操る

 

こんなイメージを持ってトレーニングしてもらえるといいかと思います!

 

 

この3つに対してしっかりトレーニングをしておけば、泳げるようになった時に今まで以上の状態で練習をすることができる可能性が高いです。

以前の自分を超える、ライバルに差をつけるためにも今できることをやりましょう!

では次回はそれぞれの詳しいトレーニング内容や種目についてお伝えできればと思います!

 

フィジカルトレーナー / スイミングコーチ

宮城カズタカ

 

 

 

 

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