こんにちは。
千葉県と茨城県で活動するフィジカルトレーナー、そして日本陸連ジュニアコーチの宮城です。
前回は”速く走るためのレッスン”の導入部分についてお話しさせてもらいました。カウンセリングとフォームチェック、ウォーミングアップでの動きの引き出し作りをレッスンの最初の段階では行っていきます。
今回はレッスンの中心部分である走るときの”姿勢”についてお話しします。
・なぜ良い姿勢?
走るという動作を分析すると左右の脚で交互にジャンプする動作の連続と言えます。そしてその片脚で踏み込む際には地面から大きな力を得て(床反力と言います)次の脚を出していくことになります。
ここで姿勢が関わってきます。
地面から大きな力を得るためには良い姿勢でなければ効率が悪くなってしまいます。例えば背中が大きく丸まっている猫背や腰が反った状態の反り腰などの姿勢です。
横から姿勢をチェックした時に耳・肩・脚の付け根・膝・外くるぶしのやや前方の5ポイントが一直線上にありますか?
猫背や反り腰などがあると5ポイントのどこかがズレている可能性が高いので、一度チェックしてみてください!
・片脚立ち
さらにお伝えすると、この良い姿勢を片脚立ちの状態で作らなければならないということ。
最近は片脚立ちで止まることができないお子さんが増えているそうです。実際に指導する中でもそれを感じることはあります。
何かと便利な生活様式が良い姿勢を維持する、片脚立ちでバランスを維持する筋力や感覚を衰えさせているのではないかと考えられます。
あなたのお子さんは大丈夫でしょうか?
よかったら段階的なチェック方法を試してみてください!
《 段階的なチェック方法 》
① 片脚立ちでバランスが取れるか(まずは10秒程度)
② 浮かせた脚の膝、股関節(可能であれば足首も)を90°で保てるか
③ 肩を上から押しても曲がったり、潰れたりせず安定できるか
④ この姿勢のままジャンプや腕振り脚の入れ替えができるか
ご自身やお子様ができるかどうか、今どの段階にあるのか是非チェックしてみてください!
次回の速く走るためのコツは”ジャンプ”についてお話ししたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
フィジカルトレーナー / 陸上コーチ
宮城カズタカ
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