こんにちは。
千葉県の柏、我孫子、野田、鎌ヶ谷でパーソナルトレーナー&スイミングコーチをしている宮城です。
8月も終盤ですがまだまだ暑い日が続きますね。学生の皆さんは夏休みも終わりに近づき宿題に追われている頃ではないでしょうか?
トレーニングやスイミングを教えている子たちに聞いてもまだ宿題が終わっていない子が多数…とにかくがんばれ!としか言えません。笑
私は夏の間はスイミングコーチとしての活動が多く、合宿、合同練習にも呼んで頂きました。
そんな中で改めて感じた合宿や合同練習を行う意義について書きたいと思います。合宿や合同練習に参加することで選手たちはひと回りもふた回りも大きく成長することができます。
スポーツコーチの方やスポーツに参加しているお子様を持つ保護者の皆さんの参考になれば嬉しいです。
・集中できる環境
合宿や合同練習の期間中は基本的に「缶詰」です。
朝起きて朝食をとって午前練習して昼休憩を挟んでフィジカルトレーニングから午後練習。夕飯を食べて体のケアをしたりミーティングや練習日誌を書いてあとは寝るだけ。そんな日が約1週間ほど続きますのでそれはそれは競技のこと以外考える暇はありません。
なのでとにかく競技に向き合い集中することができる環境となります。
この環境に身を置くだけでもちろん成長することはできるかもしれませんが、更に成長するためには目標を決め、それを達成するために力を注ぐことで一層集中した環境が出来上がります。
参加する前の目標設定や心構えもとても大切になります。
チーム目標を定め、各個人の目標も決めてもらってから参加してもらうことでゴールが明確になるので集中した環境になりやすいです。
*松岡修造さんには大変お世話になっております
・自立
起床や着替えなどの準備、食事など普段は家族の方が手伝ってくれていることを自身で行うことで自立心が養われ、自己管理能力が向上します。
特に小・中学生はそのような機会があまりないのでとても良いことだと思います。試合などの遠征で同じような環境になることもありますし、レースまでの時間を考えて準備やウォーミングアップをするなど「時間の使い方」を覚えることもできます。
また合宿や合同練習は練習の量、質ともに上がります。体のケアを自身で行わないと次の日の練習ができなくなってしまうかもしれません。自然とセルフケアの意識が芽生えることもメリットだと思います。
・情報収集
合同練習は他のチームと一緒に行うので、普段はあまり指導を受けることのないコーチから教わる機会となります。今までやったことのない練習内容や新たな視点からのアドバイスはとても参考になるはずです。
また選手同士でもテクニックについて教えあったり、普段どのような練習をしているのか?どんな気持ちでプレーに挑んでいるのか?などの情報をコミュニケーションを取るなかで得られることは貴重な財産になるはずです。
話さずとも上手い選手の動きを見る、マネをするだけでも良いと思います。
・現状把握
周りの選手と比べて自分は何ができていて、何が劣っているのかを知ることができることも良い機会だと思います。
私もコーチとして自身が指導している選手たちがどれぐらいのレベルで、チームとしてレベルアップするには何が足りないのかを探っています。
・チームワーク
水泳は個人競技ですが練習はみんなで行います。
一人でやるよりも仲間がいるから頑張れることは多々あります。合宿のように練習内容が濃くキツい場合は特にその存在が大切になります。
練習環境を共有し、生活をともにすることで結束力が生まれ仲間と頑張る、仲間がいるから頑張れるというような連鎖が起きます。そして頑張りきることができた時には達成感を得ることができ、それが自信になり選手個々とチーム全体のレベルアップへと繋がっていきます。
技術や体力要素の向上はもちろんですが、精神面の成長は合宿や合同練習で大きく感じることができるはずです。
*みんなでカウントして盛り上げながらトレーニングを行ったり、トレーニングテクニックを初めて実施する仲間にレクチャーしてコミュニケーションを図っています
・まとめ
以上が私が思う合宿や合同練習を行う意義です。
合宿はとにかく量をこなすという考えになりがちです。それも一つの大事な要素ではありますが、それ以上に今回内容にあげたような意義がたくさんあります。指導者の方はその点にも目を向けて、チーム力の向上に合宿や合同練習を役立ててもらえればと思います。
あの合宿に、合同練習に参加すれば必ず成長できる!と選手や保護者の方に感じてもらえるような意義あるものを提供していきたいですね。
千葉県で活動するパーソナルトレーナー / スイミングコーチ
宮城カズタカ
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