千葉県水泳連盟小学生研修合宿


こんにちは。

千葉県の柏、我孫子、野田、鎌ヶ谷でパーソナルトレーナー&スイミングコーチをしている宮城です。

先週の金曜から3日間、千葉県国際水泳場にて小学4〜6年生対象の研修合宿が行われました。私の指導している選手がこの合宿に選出されたので練習や研修を見学、そして少々お手伝いさせて頂きました。

 

・合宿の目的

 

この合宿は先日行われた千葉県学童学年別大会の200m個人メドレーで5位までに入った小学4〜6年生の男女、合計30名が選出されました。

その名の通り選手の教育がメインの研修合宿で、もちろんスイム練習は朝夕と行うのですが昼の時間はドーピングやコンディショニングセミナーが盛り込まれていました。

今後千葉県の代表として国体やオリンピックなどに出場するには競技力の向上はもちろんですが、その過程でコンディショニングやドーピングに対する知識は不可欠です。そのような教育的要素を含んでいるため「研修合宿」として行っているとのことです。

また、この合宿に参加した選手はチームの代表でもあるので、今回得た知識などをチームに持ち帰って還元してほしい!との言葉もありました。

 

・練習内容

 

小学5、6年の男子と女子、そして4年生の男女の3チームに分かれて練習は行われました。5、6年はボリューム、4年はフォームに対してアプローチするような内容で、私の指導する選手は5年生でしたのでパドルやフィンを使用したレジスト練習など質、量ともにボリュームがあったようです。また普段はなかなか練習できない長水路(50m)での練習というだけでも十分な負荷になったようです。

最終日には飛び込みからの50mタイム取りを4種目5本ずつ行っていました。タイム測定のお手伝いをさせて頂きましたが、みんなライバルたちを意識した気合の入った泳ぎを見せていました。30名もいると泳ぎ方は様々でとても参考になりました。

*水深がないとできないバーティカルキック

 

・コンディショニングセミナー

 

こちらのセミナーにもお邪魔させて頂き、お手伝いやサポートを行いました。

担当してくれた北千葉整形外科の森トレーナーは以前から面識がありましたので、久々にお会いして簡単な意見交換ができてとても良い機会となりました。

内容としては泳動作の中で動きが重要な部分(胸郭・股関節)と安定が重要な部分(腰部)があり(joint by joint theory : JBJT)、そちらに対してどのようなアプローチが必要かを小学生にも分かりやすく説明したのちに実践としてストレッチやエクササイズを行ってくれました。

エクササイズや移動を伴うダイナミックストレッチを見ていると、お手本を真似して即座に行うような神経系(コントロール)の部分の弱さを少々感じました。パフォーマンスの根底である可動性(モビリティ)や安定性(スタビリティ)はもちろん重要ですが、自身の体を思い通りにコントロールして表現するような能力(動きの多様性)に対してアプローチすることはもっと大事なのではと改めて思いました。

 

・まとめ

 

参加した選手は周りのライバルやコーチたちからたくさんの刺激をもらったようです。この合宿に参加することがゴールではないので、合宿の中で得たモノ、感じたことを糧にしてさらに成長してもらえればと思います。私自身もコーチングの仕方や練習メニューの組み方など参考になることがたくさんありました。今後の指導に活かしていきたいと思います。

 

最後に3日間合宿を引率して頂いたコーチの皆様、コンディショニングセミナーを担当して頂いた森トレーナーありがとうございました!

 

千葉県で活動するパーソナルトレーナー / スイミングコーチ

宮城カズタカ

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